震災5年目以降の復興について、現場で取り組む市民の目線で作成した『市民がつくる復興ロードマップ―市民セクターからみた、これからの東日本大震災復興過程―』が発表されました。
これは、人任せの提言や目標設定ではなく、市民がこれまでの復興の状況をふりかえりながら、これからも取り組んでいくべき視野を描いた「復興のための地図」です。
被災地の時間、復興に関わる人たちの時間はどこも同じく流れているわけではありません。けれども、いつまでも手探りでの孤軍奮闘や行政の施策頼みでは市民の力は蓄えられず、発揮もされません。
このロードマップが各地域、各現場に落とし込まれつつ、連携の議論の基となり、市民の手で抜け漏れの無い復興が成し遂げられるよう、活用していきたいと思います。
(弊団体の代表理事の岩崎も福島ワーキンググループのメンバーとして、作成委員会に参加させていただきました。)