12月11日（日）に、郡山市南一丁目にある川内村応急仮設住宅の清掃ボランティアを実施致しました。
東北大学、福島大学の学生や社会人の方、約20名にボランティアとして集まっていただき、
6チームに分かれ、計15軒のお宅を清掃しました。
今回行った清掃は、エアコンのフィルターと台所の換気扇、窓ふき、その他要望に応じてお風呂やトイレ等です。
どこも高齢者の方には掃除がし辛い場所であるため、とても喜んでいただけました。
また、住民の皆さんは私たちを暖かく迎えてくださり、
お掃除をしながら川内村で行っていた仕事や家族のお話しをしてくださる方もおり、コタツに入りながら住民の方と学生たちが楽しそうに話している姿が多かったです。
今回お話した住民の方の中には、仮設住宅の集会所で行われるイベントにも数多く参加していたり、隣家の皆さんとも交流をしている方もおり、イベントのゲームで2位になり賞品をもらったことをうれしそうに教えてくださった方もいらっしゃいました。
参加した学生からは、
「仮設住宅の住民の方に少しでもお手伝いできて、うれしいです。とてもあたたかいお迎えと興味深いお話をありがたいです。全体的に良い経験でした。」
「いろいろなお話を聞いて交流することができて、現状についても新たに知ったことがたくさんありました。掃除も完璧ではありませんが、住民の皆様の助けになったなら幸いです。」
といった、住民の方との交流からたくさんの事を感じ取り、また楽しく作業することができたという感想が多く見受けられました。
川内村の応急仮設住宅に現在入居されている方は3月で出なければいけません。
今ご近所との距離が近い分川内村の住居に戻った際、今までのようにコミュニケーションをとることができるのか、という不安もあるようです。
仮設住宅に住んでいる間のことだけでなく、川内村に戻った後どう過ごしていくのかを考えることが重要になるのではないでしょうか。
今後は2月か3月頃に、お引っ越しの荷物の整理等をするお手伝いを出来たらと考えております。
ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
また、今回参加された、仙台の学生ボランティア団体を支援している団体の事務局の方が活動レポートを書いてくださいました。
こちらもぜひチェックしてみてください。
https://www.facebook.com/gakuvo.tohoku/posts/598447863688321
