「どこでも通用する戦い方を教えたい」郡山囲碁スクール 内田さん【前編】

皆さまこんにちは!松本です。

 

コースター利用者インタビュー第11回目です。
 
7月から利用をしてくださっている内田知見(ともみ)さんにお話を伺いました。
内田さんは今年の5月に、県内アマチュア囲碁の名人になられました。コトひらくでは中会議室とラウンジで週4回、囲碁スクールを開催しています。
ご自分で碁の解説DVDやテキストを作成するなどとても活動的な方で、9月からはレンタルオフィスを借りられオフィスメンバーに加わりました。
今回は個人編として囲碁スクールをメインにご紹介していきます!
 
 
それでは早速お話を伺っていきましょう!
 
 
Q.まず初めに、囲碁を始めたきっかけは何ですか?

A.初めて囲碁に触れたのはテレビゲームです。最初は石を多くとるゲームだと思っていたのですが、相手より多く取っても負けることがある。それが不思議でたまらなかったんです。ちょうど学校からの帰り道に碁会所(※)があり、通い始めました。それが10歳の時です。碁会所には週4で通って、1日5時間半ほど遊んでいました。そこで教えてもらって初めて、囲碁が陣地を広く取ったほうが勝ちというルールなんだと知りました。同時に囲碁の楽しさを知り、囲碁にのめりこんでいきましたね。
 
※碁会所とは…碁盤・碁石が備えてあり料金を払うことで碁が打てたり教えてもらえたりする所。
 
 
Q.碁会所に通い始めてからプロを目指すまではどのような経緯だったのでしょうか。

A.囲碁を始めてから数か月後、囲碁の先生にプロにならないかと誘われました。
当時はプロの道は全く考えていなかったのですが。囲碁を思う存分打てる環境に惹かれて誘ってくれた先生に師事することになりました。小学6年生まで習い、中学1年生に上がるときにプロ養成の日本棋院の院生に合格しました。簡単に説明すると、全国のめちゃくちゃ強い子たちが集まっているところですね。そこで、今まで習っていた囲碁が全く通用しなかったことに衝撃を受け、相手との対戦から戦い方を学ぼうと初めて思いました。強い子たちとの対戦で、僕自身も力をつけられたと思います。その後は、16歳の時に千葉県の先生に弟子入りし2年間住み込みで学びました。
 
 
Q.囲碁スクールはなにがきっかけで始められたんですか?

A.きっかけは今年5月のアマ名人戦での優勝ですね。実家は栃木なんですが、昨年福島に来たんです。そこでタイミングが合い大会に出たら、地区予選を突破し優勝することができました。正直勝ち進めるとは思っていなかったので、自分でも驚きましたね。元々囲碁を教えていきたいという想いはあったので、これを機に囲碁スクールを始めたんです。
優勝してから、コトひらくを見つけスクールを開くまで、約1ヶ月位です。トントン拍子に始めることができました。
なぜすぐに始められたかというと、自分が院生になったときに今まで習ってきたものが通用しなかったのが一番の衝撃だったので、自分で教えるときに一番効果的なものは何かをずっと考えていたからなんです。教えるための下準備はできていたので、すぐにスクールを開こうと思えたんです。僕の経験を活かして、生徒さん達にはどこでも通用する戦い方を教えたいです。
 
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囲碁スクールの様子
囲碁スクールの様子

 
Q.以前教えていただいたときはビー玉とコルクボードで作った碁盤を使っていらっしゃいましたが、こだわりがあるのですか?

A.スクールをやるうえで、騒音が一番の問題だったんですよ。スクールを開く前に音のチェックをしていたんですが、木の盤と碁石だとどうしても他のオフィスに音が響いてしまったので。そこで考えたのがコルクボードの碁盤とビー玉なんです。手作りにこだわっているというよりは、必要なものは何かを考えた時に一番効率がいいのがそれだった、という理由だけなんですよ。自分で作れば経費削減にもなりますしね。実は、現在はビー玉を使うのを控えているんですよ。子供たちがそっちで打つのに夢中になってしまういけないので。今はコルクボードで作った盤と本来の碁石を使って教えています。
 

手作りの盤と碁石代わりのビー玉
手作りの盤と碁石代わりのビー玉
現在使っているコルクボードの盤
現在使っているコルクボードの盤

 
Q.スクールが始まって2ヶ月ほど経ちますが、現在何名ほど生徒さんがいらっしゃるんですか?

A.現在15名が固定で来てくれています。短期の体験を受けてくれた方もいて、始めたころより生徒さんの人数も増えているのでだんだん認知度が上がってきていますね。一般的に、1年で1級上がれば早い方と言われるのですが、現在通っている方で2か月で6級上がった方もいるんですよ。みなさん順調に力をつけてきています。
 
 
Q.福島に来て、郡山での囲碁の普及具合をどのように感じていますか?

A.郡山は、福島や会津と比べてきちんと生徒を取っている所や集客しているところが少ないですね。
なぜ郡山での普及率が低いのかは分かりませんが、僕がスクールを行うことで、習いたくても習えていなかった人たちが集まれる場所になれたらと思います。
 
 
Q.今後、囲碁スクールをどのように発展させていきたいですか?

A.DVDの評判も良く、通信講座をやってほしいという声もあるので、全国どこにいても習えるようにしていきたいです。
あとは若い世代にどう囲碁を取り入れていくかを考えていて、イラストと音楽でかわいく面白く覚えてもらう映像コンテンツなどの計画をしています。

囲碁をやる人に、一番伝えたいのは感動なんです。自分が囲碁をやっていて感動したから。
スクールで教えるときも、ただマニュアル通りにやるとつまらなくなってしまいます。そうではなくて、『この人が今全然関係ないここに置いたのは、手前のここを取るため。そこに置くとこうなるのを実は数手前から分かっていたから。でも実は、相手はそれさえも見抜いていて、さらに前から阻止する手を打っていた。だからこの離れた位置に石を置いたのも誘導されていた』という話をすると生徒さんも喜んでくれるんです。こういう解説も織り交ぜながら、楽しんで力を付けてもらいたいです。
 

内田さんが作成したDVDとテキスト
内田さんが作成したDVDとテキスト

 
ご自身で造花をアレンジして教室の明るい雰囲気を作ったり落ち着いて集中できるBGMを流したり、囲碁を教える側も学ぶ側も真剣になれる雰囲気を大切にしていらっしゃることが普段の様子から伝わってきます。
囲碁にご興味がある方は、ぜひ一度見学してみてください。
 
 
↓↓郡山囲碁スクールのホームページはこちら↓↓
https://koriyamaigo.wixsite.com/koriyama-igo-school

 

次回は内田さんのインタビュー後編をお送りいたします!

コースター利用者インタビューまとめ

みなさまこんにちは!松本です。

松本が担当するコースター利用者インタビューが全10回を迎えました!
インタビューを受けてくださった皆さま、ホームページやFacebookで記事を読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。
今までのインタビューをまとめましたので、ここから過去の記事を見ていただけると幸いです。
 

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・第1回:株式会社ウェブインパクト 野口さんお仕事について
 https://costar-npo.org/?p=736

・第2回:株式会社ウェブインパクト 野口さんプライベートについて
 https://costar-npo.org/?p=749
IMG_9837ドローンと野口さん

・第3回:株式会社ウェブインパクト 市川さんプライベートについて
 https://costar-npo.org/?p=762

・第4回:郡山ボードゲームクラブ 戸部さんボードゲームクラブについて
 https://costar-npo.org/?p=773
IMG_9971ボードゲームの様子

・第5回:郡山ボードゲームクラブ 戸部さんプライベートについて
 https://costar-npo.org/?p=793

・第6回:株式会社いろはデザイン 遠藤さんお仕事について
 https://costar-npo.org/?p=846
いろはデザインの職員のみなさん いろはデザインの職員のみなさん

・第7回:株式会社いろはデザイン 遠藤さんプライベートについて
 https://costar-npo.org/?p=869

・第8回:株式会社dott アルバイト草野さんお仕事について
 https://costar-npo.org/?p=905
IMG_0099お仕事をしている草野さん

・第9回:株式会社ラグソール 小野さんお仕事について
 https://costar-npo.org/?p=927

・第10回:株式会社ラグソール 小野さんプライベートについて
 https://costar-npo.org/?p=950
IMG_0999小野さんのプライベートの様子
 

 
今後も、引き続き利用者インタビューを掲載していきます!
この記事を見て、コトひらくに興味を持ってくださる方が少しでも増えればと思います。
ぜひお楽しみに!!

【新聞掲載】道の駅ひらた(インターンシップコーディネート先)の掲載(9/1)

当団体が受託した「復興庁 復興・創生インターン(伴走型人材確保・育成支援モデル)事業」にて、当団体がインターンシップのプログラムコーディネートを行っている道の駅ひらたでのインターンシップでの様子が、本日(9/1)の福島民友社の朝刊に、掲載されました。

 

現在、平田村で高齢化が進む農家の支援として、道の駅が農家に伺い、集荷を行う事業の仮説・検証に向けた調査として、農家や先進地域へのヒアリング調査を行っています。その中で、学生二人が奮闘しておりますので、是非ご一読いただければ幸いです。

 

【福島民友社 朝刊(9/1) 掲載記事】

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復興・創生インターン(2017年夏)の開始

この度、当団体では復興庁 復興・創生インターン(伴走型人材確保・育成支援モデル)事業を受託し、この夏、3社6名の学生のインターンコーディネートを実施しています。具体的には、受入先団体の方と一緒に1か月間のインターンプログラムを企画し、インターン実施後、参加している学生が円滑に活動できるようサポートを行っています。

お盆前後から6名の学生のインターンシップが始まり、それぞれ受入団体と共に活動しながら、地域課題解決の糸口となるプランを考えています。

 

今回、インターンの現場となっているのは、

・株式会社アルストロメリア

・株式会社いろはデザイン

・株式会社道の駅ひらた

 

の3社となります。

現在、受入先での現場実習のほか、2回集合研修を行いましたので、その活動の様子を報告いたします。9月中旬まで実習は続きますので、都度、学生と受入先団体のチャレンジをレポートしていきますので、ご興味ある方は随時チェックいただければ幸いです。

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以下、現在までの各社インターンの様子

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■道の駅ひらた インターンスタートオリエンテーション(8/11)の様子

実習内容としては、同社がこれから実施を検討している農家向けの農作物集荷事業に関して、地元の農家がどう思うかヒアリングし、その結果をもとに、事業立案をするインターンになります。2名学生がチャレンジしています。

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■アルストロメリア インターンスタートオリエンテーションの様子(8月16日)

実習内容としては、葛尾村で活動し、福島県の自治体の移住施策を電話でヒアリングを行いながら、住民の方に村に対する思いをインタビューをし、葛尾村における移住プランを考えるインターンになります。3名の学生がチャレンジを行っています。

 

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■いろはデザイン インターンスタートオリエンテーションの様子(8/21)

実習内容としては、同社が行うブランドデザインプロジェクトに参加しながら、地元の商店街の活性化プランを立案するインターンになります。1名の学生がチャレンジしています。

 

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■インターン集合研修 「地域で活動する上で相手にストレスを感じさせない処世術講座(伝え方・受け取り方編)」(8月18日)

 

仙台で企業向けのコーチング研修を行っている宍戸美香コーチングオフィス代表である宍戸美香氏を講師に、インターンの際、必要となるコミュニケーションスキルについて、座学および体験ワークをしながら学ぶ講座を実施しました。

 

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小会議室利用停止のお知らせとラウンジ貸切利用に関する貸出開始について

平素より大変お世話になっております。当団体ではレンタルオフィスの利用がない間、小会議室の貸出を行ってまいりましたが、この度9月より無事すべての部屋が埋まりました。それに伴い、小会議室の利用を停止させていただきます。

代わりに、多くの方のニーズがあることから、イベントやクローズドな打ち合わせの際での、ラウンジの貸切利用の貸出を開始することになりました。料金としては、下記の料金でご利用いただけますので、その際は事前に予約の上、ご利用ください。

また、貸切利用がない限り、従来通り、ご歓談やお休みの場として、今後もラウンジを無料で開放しております。引き続き、交流の場として、ご利用ください。

 

■ラウンジ(貸切)料金表

図1

★ラウンジは、時間毎に申込制で独占的に利用できることが可能です。その場合、上記の料金となります。
ラウンジを貸切で利用になるには、福島コトひらく利用メンバー登録(無料)が必要です。
コワーキングCメンバーおよび、オフィスメンバーは割引制度により1時間あたりの料金が半額になります(ただしパック料金はございません)。
備品のご利用に関してはお問い合わせください。

「幅広い年代の人と関われる場」株式会社ラグソール 小野さん【後編】

 
皆さまこんにちは!松本です。
 
コースター利用者インタビュー第10回目です。
 
前回は株式会社ラグソールの小野さんに、お仕事の様子をお聞きしました。
今回も引き続き小野さんのお話です。休日の過ごし方やコトひらくでのご様子を伺っていきます。
それではご覧ください!
 
 
Q.休日は何をして過ごされているのですか?

A.自転車(ロードバイク)が趣味で、時間があるときは走っています。
特に山を登るのが好きで、一度どこまで続くのかなと思って走っていたら御霊櫃峠までたどり着き、それ以降ホームコースになりました。
積極的に知らないところに行きたくなりますね。
イベントにも参加するのですが、その時は100キロを5、6時間かけて走りましたね。
 
―長時間乗っていたら疲れませんか?

乗り方にもコツがあるんですよ。足って重いので、ペダルに乗せているだけで進むんです。それに合わせて反対側の足を引き上げれば、
疲れずにぐんぐん進むことができます。

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IMG_0999ユニフォーム姿の小野さん
 
Q.コースターを知ったきっかけは何だったのでしょうか。

A.以前イベントで利用させていただき、その時に五十嵐(ラグソール:クリエイティブ・プロデューサー)がコトひらくを気に入ったようです。
そこで、私が郡山で仕事をすることになった時に勧められたんですよ。
 
Q.オフィスの使い心地はいかがですか?

A.仕事柄こもりっきりのことが多かったので、幅広い年代の人と関われることがすごく新鮮です。人とつながれるっていいなぁと改めて思います。
Facebookで施設を作っている様子も見させていただました。0から1を作る大変さを知っているので、その大変さに共感できますね。
 
Q.参加したイベント等はございますか?

A.コトひらくの大会議室で開催された、High school Pich(※)に参加させていただきました。高校生と大学生おふたりが発表していたんですが、
自分の想いを伝えるためにああいう場に出るってすごいと思います。
自分が高校生の時は発表する場はなかったし、自分でやろうとも思わなかったですよ。
高校生と触れ合う機会というのも少ないので楽しかったですし、また参加してみたいです。

※High school Pichとは高校生がアイデアプランをプレゼンし、観覧者も含め参加者全員でディスカッションをしながらアイデア出しを行うイベントです。
コースターも実行委員会として所属しています。
 
 
松本自身も一度ロードバイクに乗ったことがあるのですが、体がかなり前のめりになるのでバランスをとることが難しいんですよね。
小野さんは乗り始めて10年ほどらしく、しまなみ海道を走るイベントやツール・ド・フランス観戦などやってみたいことがたくさんあるそうです。
参加したイベントのことも楽しそうにお話してくださいました。チームのジャージも小野さんがデザインされたそうです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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コミュニティ・ファンド設立に向けてのワークショップの開催

先日ご案内させていただきました、ふくしま独自のコミュニティ・ファンド『ふくしま百年基金』(設立準備室の運営は一般社団法人ふくしま連携復興センターです)の設立に向けて、県内全59市町村でワークショップが開催されます。

郡山市での開催は9月28日(木)18:30〜20:00、場所は福島コトひらくです。
ワークショップでは、百年後のふくしまの姿を思い描き、基金のビジョンを参加者と創りあげていきます。たくさんの方々の参加をお待ちしています!

申込みはこちらのチラシをご覧のうえ、メールまたはFAXで『ふくしま百年基金』設立準備室までお申込みください(受付はNPO法人コースターおよび福島コトひらくではないのでご注意を!)。

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「百年後のふくしまを考える県民ワークショップ参加者大募集」チラシ(PDF)

『ふくしま百年基金』設立準備室のサイトはこちら

ふくしまにコミュニティ・ファンドを

一般社団法人ふくしま連携復興センターがコミュニティ・ファンドの設立に向け動き出しました。

『ふくしま百年基金』という名称で、市民・住民による復興や地域づくり、地域課題の解決のための活動や事業を支援する組織づくりを目指しています。

行政施策や「大きな復興」の文脈に乗りづらい、地域ごとの課題や事情に合わせた草の根の活動を長期にわたって支えるための仕組みです。

弊団体もコミュニティ・ファンドが福島に定着し、持続していくように全力で協力していきます。

ウェブサイトで賛同者を募集しているほか、県内全域、各地で百年後のふくしまをみんなで描く座談会が予定されています。ぜひ、ご賛同と座談会への参加をお願いいたします。

『ふくしま百年基金』設立準備室のウェブサイトはこちら

夏季休業のお知らせ

いつもコースターの活動へのご支援および福島コトひらくのご利用ありがとうございます。
下記のとおり夏季休業とさせていただきますので、ご了承ください。

8月13日(日)〜16日(水)

 

 

「10年後の自分が納得できる仕事をする」株式会社ラグソール 小野さん【前編】

皆さまこんにちは!コースタースタッフの松本です。

コースター利用者インタビュー第9回目!

今回は株式会社ラグソールのアートディレクター、小野成弘さんにお話を伺いました!
ラグソールでのお仕事の様子や、現在までの体験談などをお話しいただきました。
 
 
Q.株式会社ラグソールはどんなお仕事をしている会社ですか?

A.簡単に言えばスリーピースバンドのような制作会社です。五十嵐隆男(クリエイティブ・プロデューサー)、和田学(クリエイティブ・ディレクター コピーライター)と私の3人で持ち味を生かしながら、各種イベント、媒体広告、ウェブサイト等を制作しています。そうそう五十嵐をTVCMで見たことがある人もいるかもしれませんね。
本社は福島なのですが、僕の住まいが郡山ということもあり通勤時間短縮も含めて事業拡大?で今年からコトひらくにオフィスを開設しました。
 
 
Q.ラグソールに入ったきっかけは何ですか?

A.ラグソールに合流する前は、10年間個人事業主としてデザイナーをしていました。
その間ずっと五十嵐と仕事のつながりがあったのですが、2016年4月に将来を見据えて3事業体が1つに合併しました。
私たち3人は業種が被らない分、役割分担がはっきりしていて仕事ははかどりますが、それぞれ代わりがいないのが唯一きついところ。

 
ラグソール事例ラグソールデザイン事例
 

Q.小野さんはどのような内容のお仕事をしているんですか?

A.デザインが中心ですが取材に行くこともあります。クライアントと直接お話ししながらイメージを具体化していきます。
またイベントものの場合には、企画書段階からイメージを膨らませながらロゴを作ってくことが多いです。
ひとつイメージが決まり、それぞれ世界観が広がってチラシなど各アイテムに展開されていく感じですね。
変わったところでは、イベント当日に表彰式用の画像を短時間で作る仕事を毎年させていただいています。
失敗が許されないので緊張しますが、最初の頃に比べれば今はだいぶ時間が読めるようになりました。
 
 
Q.お仕事をされる中で苦労されたこともあるのではないでしょうか。

A.どうしても時間が不規則になりがちな仕事なので、かつては夜遅くまで作業することが多かったです。ですが夜型が自分に合わないと気づき今では朝型になりました。「早起き作戦」と名付けています。煮詰まったら早く寝て静かな早朝に仕事を始めたりします。一回リセットする意味でやることが多いですね。
ないものを創造する仕事なので、ゼロから1を作っていく作業がとてもしんどい時もありますよ。インターネット等の技術もどんどん変わるので、変化についていくのも苦労しますが、クライアントに新しい提案ができることは楽しいです。
10年後、続けていてよかったなと自分自身で納得できるように心がけて仕事をしています。

 
IMG_0107オフィスでお仕事をしている小野さん
 

お話を聞いてる中で具体例をたくさん出していただいたので、私も想像しながらお聞きすることができました。
小野さんは「見た人が深く考えることなく、すんなり受け入れられ、ストレスを感じさせないデザインが理想」とおっしゃっていました。
見る人が欲しい情報を最短で得られるように考えて作られているのですね。
 
 
次回は休日の過ごし方や小野さんから見たコトひらくの様子などを伺っていきたいと思います!

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