小野町にて町おこしを考えるイベント「湧く湧く会議」が開催されます!

7月7日〜8日に福島県小野町にて、町おこしについて考えるイベントが開催されます。
当団体も関わっており、当日は、小町温泉の源泉「大地の泉」メインに小野町の歴史や風土に触れるツアーや、町民や町外の参加者を交えて小野町の町おこしについてアイディア出しを行います。

=========================イベント詳細==========================

悠久の昔から湧き立つ小町温泉の源泉「大地の泉」に触れて福島県小野町のまちおこしアイデアを町の皆さんといっしょに考えてみませんか?
●主催:小町温泉組合
●定員:10名(宿泊定員)
※地元の方も含めて20名程度を予定しています。
●日時:7月7日(土)14時 JR小野新町駅前集合、8日(日)正午解散
※旅程参考(東京からの場合)
東京発9:18発いわき行高速バス、JRいわき駅磐越東線経由で片道4,100円)
その他、新幹線郡山駅経由磐越東線または高速バスで来る事も可能です。ご不明の場合には、お問合せ下さい。

  • 宿泊実費(合宿特別プラン)お1人3500円 (食事はワリカン予定)
    ※ゲストハウスに改装予定中の旅館を利用しますので、簡易宿泊となります。タオル・アメニティ等のご用意等は、各自ご準備下さい。
    ※宿泊を希望せずにご参加いただく事も可能です。
    ※通常の旅館・ホテルでの宿泊を希望される方はご相談下さい。
  • プログラム予定:
    ①小野町歴史さんぽツアー ②「大地の泉」と小町温泉神社参り
    ③町民とのアイデア交換・交流会 ④ホタル観賞 等
    ※天候等の都合により変更になる場合もございます。
  • 申込:以下のメールアドレスに6月末日までに住所・氏名・電話番号をご連絡ください。
  •  komachi@eco.ocn.ne.jp (小町温泉組合 担当:二瓶)

小野町「湧く沸く会議」は、復興庁の平成30年度地域づくりハンズオン支援事業共創イベント型と連係し、小町温泉組合が運営します。ご参加お待ちしております!

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町内外関わらず、みなさまの参加をお待ちしております。

「武田悦江として、福島県に何か残したい」郡山市在住のフリーライター 武田さん

※C:コースタースタッフ佐藤   T:武田悦江さん

C:皆さまこんにちは!窓口スタッフの佐藤です。

今回の利用者インタビューは郡山市在住のフリーライターであり、自分史活用アドバイザーでもある武田悦江さんにお話を伺います。武田さんは7/6(金)に福島コトひらくにて、和綴じ教室を開催される予定です。

https://www.facebook.com/events/204602786817429/

 

C:なぜ和綴じ教室を開催したいと思われたのか教えてください。

T:2014年から自分史を福島県に広めたいということで、自分史をテーマに色々活動してきました。その中のひとつとして、昨年「和綴じ自分史教室」をやりました。

その時の狙いとしては、自分史をただ書くだけではなく、和紙で印刷して和綴じで仕上げることで楽しく自分史が作れるのではないかと思ったのです。結果、好評で「楽しかった」というご感想をいただいたんですけど、その中に「もうちょっと和綴じのやり方をきちんと習得したい」という声があったので、昨年、千葉県船橋市から郡山にお招きした和綴じの先生にご相談して、今回は和綴じだけの教室を開くことにしました。

 

C:和綴じ教室について詳しく紹介をお願いします。

T:和綴じっていうと、一定の世代の年齢の方はやっているんですよ。60歳以上くらいの方でしょうか。ホチキスやクリップなどの文房具が使われる前は、たとえば設計図や書道の作品などを和綴じで残していたのです。今回いらっしゃる先生は簡単な和綴じでなく、もうちょっときちんとノートがしっかり止められるような綴じ方を教えてくださいます。作業工程は複雑ですが、その分、仕上がりが丈夫でしかも、和綴じの手づくり感があるので、とてもいいのかなと思っています。ちなみに、先生が教えてくださる和綴じの方法は「四つ目綴じ」です。私たちより先輩がやっていたのは「大和綴じ」じゃないかとおっしゃっていました。

今回は先生に和綴じの作り方の説明書を持参していただき、道具はこちらで用意します。後で、ご自分でやりたくなった時には、どんな道具を使ったらいいかをご説明します。興味のある方にはぜひご参加していただけたらなと思ってます。

 

C:講師の先生はどんな方ですか?

昨年郡山で「和綴じ自分史教室」を開催した時にも、受講生の方が、先生のファンになり、一緒に写真を撮る方もいて、予定時間をオーバーしたものでした。

 

C:昨年開催した「和綴じ自分史教室」はどのような雰囲気で開催されましたか?

T: 自分史に興味ある方が集まって、執筆から製本までをトータルで体験できたことがよかったと思います。…というのも回を重ねていくにつれ、参加者の方々が楽しみに通われている様子が感じられたからです。

最終日に書いていただいたアンケートでは「どんなところが楽しかったですか」という質問に「和綴じのところ」と答えた方が複数いらっしゃいました。この答えには和綴じそのものが楽しかったというだけではなく、完成した喜びもあったのではないかと考えています。さらに和紙を使ったことで、より手作り感が増したのではないでしょうか。

7月の和綴じ教室を開催するにあたり、最初は先生に「和紙でやりたいです」って提案したんです。そうしたら、「ノートを作るのは構わないんだけど、和紙で作るノートは、実際に使う時に滲んじゃったりするのでやっぱり今回は洋紙にしましょう」と。そんな経緯があります。

 

C:今回は中身が真っ白なノートを作るんですよね?

T:はい。表紙は先生が用意してきてくださいます。

C:福島コトひらくを利用しての感想がありましたら教えてください。

T:建物の木の雰囲気、室内の雰囲気が良いと思います。今回、講師の先生に福島コトひらくのサイトを案内した時に「使いやすそうな建物だね」と言ってくださいました。

福島コトひらくができる前の建物の頃からスタッフの方とイベントなどでコミュニケーションをとってきたのでそういう気安さがあります。スタッフの方の親しみやすい人柄も魅力のひとつですね。

 

C:武田さんは自分史の活動も活発に行っていらっしゃいます。自分史の活動について教えてください

T:見ず知らずの人に東日本大震災の体験を話すっていうのも自分史の一つのやり方だと思うんですけど、人には話したくなくても自分の愛する子どもや親戚に自分で話すということもあると思います。将来お孫さんが「おじいちゃんおばあちゃん、あの時どんなことが起きて何してたの」って聞かれた時にちゃんと応えられるような人でありたい。その手段として、自分史が使えるのではないかなと思ったのがそもそものきっかけです。

ただ、辛い体験はなかなか人に話しにくいし、震災の記録の話をすると、かえって引く方が結構いらっしゃいます。自分の過去を振り返ることで、何気なく過ごした子ども時代のことを改めて思い出して、自己肯定感につながったり、親やご先祖様への感謝が生まれるというのも自分史を広げていく中で気がつきました。そういうことも伝えたいなと思って活動をしています。

 

C:武田さん個人の趣味や幸せはどのようなことですか?

T:24時間、できることって決まっているじゃないですか?

仕事をしている私、取材している私、色々あるんですけど、自分が一番大切にしているのは家庭です。主婦である私。

子どもは高校生、大学生ともう大きいので、好きなことをやる時間はもっと作れるのですが、自分の予定も考えつつ家庭のことを大事にしながらっていうスタンスが私のベースかなって思っています。

私は元々は埼玉の生まれでたまたまご縁があって、福島に来ました。武田悦江として、福島県に何か残したい、その手段は何かなとか、そういう感じで動いています。それ以外は勉強の時間にあてたり、取材をしたりしています。

 

C:7月6日(金) 福島コトひらくで開催の和綴じ教室について、武田さんから最後に一言お願いします。

T:船橋から先生をお呼びできる機会はそんなにないので、ちょっとでも興味があったら来ていただけたら嬉しいです。

C:ありがとうございました!

 

■武田悦江さん主催のイベント■

四つ目綴じって知ってる?【和綴じノート教室 開催】
[日時] 7/6(金)18:30~20:30 [会場] 福島コトひらく

詳細・参加のお申し込みはこちらから!https://www.facebook.com/events/204602786817429/

 

 

 

「伝統と新しい相馬焼」大堀相馬焼 陶徳窯(すえとくがま)陶(すえ)さん

 

皆さまこんにちは!松本です。

今回の利用者インタビューは郡山市で作陶されている、大堀相馬焼 陶徳窯(すえとくがま)の陶正徳(すえまさのり)さんにお話をお聞きしました。
もともと陶徳窯は浪江で作陶されていたのですが、震災による原発事故で帰還困難区域になってしまわれました。
震災後、郡山で再び作陶することを決め、現在郡山の工房でショップ、体験教室などと並行して行っておられます。
インタビューは工房の2階にあるショップでさせていただいたのですが、ご自身が作られた陶器を手に取り丁寧に説明してくださいました。
今回は大堀相馬焼についてや、大堀相馬焼をより発展させていくための活動などをお聞きしました!

それではご覧ください。

Q.大堀相馬焼のはじまりはどのようなものだったのですか?

A. 元々浪江の地域で原料となる粘土が取れたことから焼き物が始まりました。
相馬駒焼と大堀相馬焼の二つが現存しているのですが、これは地域によって分けられたんですよ。
相馬地区で作っていたのが相馬駒焼、大堀地区で作っていたのが大堀相馬焼です。

Q.大堀相馬焼は浮き上がったヒビが特徴的なんですよね。

ヒビが入るのは大堀相馬焼に限ったことではないんですが、これは焼いてすぐこのような色が出るのではなく粘土と釉薬(ゆうやく)の収縮率の差を利用しているんです。
粘土の収縮率と釉薬の収縮率が違うため、釉薬の方がより縮んでヒビが入ります。これを一般には「貫入(かんにゅう)」といいます。
相馬焼に使われている粘土と釉薬は、綺麗にヒビが入る収縮率の差だったようです。

焼きあがって墨汁を塗りふき取るとヒビが入っているところだけに墨が入り込み、よりヒビが際立つのですが、これを大堀相馬焼では「青ひび」と呼んでいます。
墨を塗って完成して、1か月くらいしたものからピンッとヒビが入る音がする時もあるんですよ。
完成してから入ったヒビは墨が入っておらず目立たないので、機会があれば探してみてください。
青ひびについて説明している陶さん

Q.他にも大堀相馬焼ならではの特徴について教えてください。

A. そうですね。大堀相馬焼というと、「二重焼」が浮かぶ方もいるのではないでしょうか。保温性が高く、タンブラーでも同じような構造のものがありますね。
これは外側と内側、2つの形を作ってそれぞれ仕上げて作るんです。そして仕上がった2つをくっつけてまた仕上げるので、普通のマグカップを作るより手間がかかるんですよね。
二重焼によくみられるハートの形は、もともとは千鳥が海で遊んでいる様子をイメージして作られました。

実は戦後アメリカへ輸出したこともあって、「アイディアカップ」「ダブルカップ」という名称で親しまれていた背景もあるんですよ。
その際、アメリカではハートの形だと喜ばれたそうです。

普通は別の窯で同じものをつくることはないのですが、この輸出の際にいろんな窯元から集めて数をそろえて「相馬焼」として送っていたので、
定番のものはどの窯でも作られています。

Q.拝見した中に色が混ざったものがありましたが、色味が変わることもあるのですね。

A. 同じ釜、同じ原料、同じうわぐすりを使っていても、温度の具合によっては色が変わることもあります。
なので、例えば色違いのマグカップを2つ欲しいと言われてもすぐには用意できないし、緑の中に灰色が混ざる珍しい配色のものをもう一度作ろうとしても作れない。
職人としてはひとつの食器に違う色が混ざるより、同じ色で統一したいところですけどね。

Q.陶徳窯での相馬焼について教えてください。

A. 郡山の工房では、現在ガス窯と電気窯の2つを利用しています。
元々の工房は帰還困難区域になってしまったため、そこで採れる粘土は使えないんです。
今はインターネットが充実して様々な粘土を取り寄せられるので、その中から選んだものを調合して、オリジナルの粘土を作っています。
釉薬も同じように組み合わせて作っているため、本来の粘土のようにヒビを入れたり緑の色を出したりするのが課題ですね。

今まで伝統的なものを父親が作っていたんですが、震災を受けて郡山で窯を再開するにあたって自分で作るようになりました。
他にも、自分のオリジナルの作品としてコーヒーサーバーやランプシェード、ピンクや水色の色味が明るい二重焼などを作っています。
今後は伝統的なもの以外にもオリジナルの陶器を作っていこうと思っているのですが「青ヒビ」「走り駒」のような特徴がないと
大堀相馬焼とは言えないという意見と、新しいものを作って伝えていってもいいんじゃないかという意見のどちらもあるので、意見の相互尊重が大事になりますね。

焼く前の窯の様子
オリジナル陶器

Q.陶芸教室ではどのようなものが作れるのでしょうか

A. 形はご自身が作りたいものを好きなように作れますよ。
カップや茶わんなどの基本的なものから、例えばこの大きさのお皿が作りたいなどのご希望があればお教えできます。
手びねり体験、ロクロ体験、チケットコースの3つがあるのですが、最初の2つはお試し用のコースでどちらか1回のみとさせていいただいています。
次回からはチケットコースのみで、お好きな時間帯に2時間予約していただいて時間内で何回でも作り直しができます。チケットコースで焼く際は100g300円の別途料金がかかります。出張陶芸教室も行っているので、ぜひお呼びください。

ロクロに乗せる前の粘土
ロクロ体験

Q.今力を入れていることは何ですか?

A.去年、南部鉄器を作っている方とお話をする機会があり、南部鉄器とのコラボ商品を開発中なんです。
試作を重ねて、南部鉄器の急須に大堀相馬焼の蓋をつけたものなんかも作ってみました。
普通、急須などの部品ごとに分かれるものは焼いたときに一緒に縮むように合わせながら作るんですが、今回はもともとある形に合うように作らなけらばいけなかったのでなかなか難しい作品でした。
他にも日常的に使える商品の開発を考えていて、少しでも南部鉄器と大堀相馬焼の宣伝になればうれしいですね。

Q.これからやっていきたいことはありますか?

A. 陶芸教室は行っているんですが、宣伝はあまりしていなかったのでこれからしていきたいです。
ショップにしている2階のスペースも広さがあるので、そこでワークショップもしたいですね。
酒屋さんと共同でワークショップを行い自分でオリジナルのお猪口をつくり、それでお酒を飲むのもいいなあなんて考えてます。

初めての粘土の感触にドキドキしながらロクロを回していたのですが、陶さんが手を貸してくださったのできれいな形に仕上がりました。
自分が作った作品がきれいな陶器になって手元に来た時の満足感がすごいですよ!
2階のショップも見せていただいたのですが、一般的な陶器のマグカップやお皿だけでなく箸置きやランプシェードなどオリジナリティあふれる作品が並んでいました。
陶芸体験はもちろん、ショップで購入することも可能ですので、ぜひ訪れてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

↓↓陶徳窯のFacebookページはコチラ↓↓
https://www.facebook.com/Oborisoumayaki.Suetoku/

2018年春 復興創生インターン(郡山ブロック) 成果報告会 開催のお知らせ

当団体がコーディネートを受託しました復興庁「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」にて、1か月間、郡山を中心とした県内企業・NPOでインターンシップを経験した4社10名の学生の取り組みを発表する成果報告会を実施します。

このインターンシップでは、研修を行いながら、企業が抱える経営課題または地域課題について、その解決につながるプランを学生たちが提案およびチャレンジをするものとなっています。

この春では、下記の企業にて学生たちがインターンシップを行いました。

・株式会社アルストロメリア
企業HP http://alstromeria.co.jp/index
プロジェクトHP https://goo.gl/wYD5WV
・株式会社いろはデザイン
企業HP http://iroha-design.co.jp/
プロジェクトHP https://goo.gl/HZ5i6h
・株式会社エフライフ
プロジェクトHP https://goo.gl/WbW3fX
・株式会社道の駅ひらた
企業HP http://www.michinoeki-hirata.com/
プロジェクトHP https://goo.gl/YqLrrW

学生たちが企業と共にチャレンジした結果について、ご報告しますので、「インターンシップの受入」や「若者とのチャレンジ」に興味ある方は是非ご参加ください。

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以下、概要
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■開催日時:3月20日(火)午前10時~午後12時

■会場:福島コトひらく(郡山市富久山町久保田字下河原191-1)
MAP→ https://goo.gl/uaSpph
行き方の案内動画 https://www.youtube.com/watch?v=gCY3nr5fKHE

■プログラム
1.インターンシップ概要説明
2.学生の成果報告(1社25分程度。質疑応答含む)

■参加費:無料

■参加方法
下記のメールアドレスに「件名:3/20報告会参加 本文:お名前、所属、連絡先(電話、メールアドレス)をご記入の上、送信ください。

info@costar-npo.org

■事務局、お問い合わせ先
NPO法人コースター(担当:坂上)
福島県郡山市富久山町久保田字下河原191番地の1
TEL 024-983-1157 E-mail:info@costar-npo.org

※本事業は、復興庁「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」の一環で行っております。

『東北の未来をつくる新しい資金を知る会議』レポート

もうすぐ3.11から7年となります。
2/23に仙台市で開かれた『東北の未来をつくる新しい資金を知る会議』に参加してきました。
3.11の少し前から日本は人口減少と超高齢化、そしてこれらに関連して出てくる社会課題に対処する公的資金の圧倒的不足に直面しました。3.11とは関係なく進行していたこの状況に対して、日本各地で始まっている新しい「社会技術」の最前線を知り、3.11を経験した東北がどうしていくべきかを考える会議でした。

“『東北の未来をつくる新しい資金を知る会議』レポート” の続きを読む

「みんなでひとつの目標に挑戦したい」NPO法人ビーンズふくしま 吉田さん【後編】

 
皆さまこんにちは!コースタースタッフの松本です。

今回はNPO法人ビーンズふくしまさんの吉田さんの後編です。
前編はNPO法人ビーンズふくしまさんが行っているユースプレイスという活動についてお伺いしました。

↓↓吉田さんの前編記事はコチラ↓↓

「若者に居場所と自信を」NPO法人ビーンズふくしま 吉田さん【前編】


 

今回はユースプレイスに対する吉田さんの想いを教えていただきました。コースターとの関わりとともにお伝えしていこうと思います!
 
それでは早速ご覧ください!
 

Q.吉田さんがビーンズふくしまに入ったきっかけを教えていただけますか?

A.自分にできることがあるのではないかと思い参加したのが最初です。ユースプレイスのスタッフとして活動に関わることでそれを探していくつもりでした。
2015年の9月から参加していて、今年で3年目です。続けていると、今度はこの活動の将来を見たいという想いが出てきました。
今後も自分にできることを探しながら、試しながら、まだまだ試行錯誤は続いていますね。
 
 
Q.若者に居場所をつくる重要性はどのようにお考えですか?

A.地域に家とも学校や職場とも違う場があることで生活の幅に広がりができるのではないかと考えています。
その人が自分らしくいられる場で全く新しい環境の人たちと知り合うことで、視野が広がる。周りの意見が聞けるようになる。
安心感が得られる。それらを得ることで心に余裕ができ、ちょっとした気になっていたことが気にならなくなりストレス軽減にもつながります。
若者でいられる期間って短いので、その時でしか経験できないことがたくさんあると思います。それらの経験が今後の選択にもつながっていくのではと感じています。
 
 
Q.ユースプレイスに参加されている方の様子はどんな感じですか?

A.参加者同士雑談している方、ゲームをしている方などみなさん自由に過ごされていますね。
最初は話さなかった方がだんだん話すようになってきていますし、回を重ねるごとにその人のいいところが見えてきました。
また自分から講座をやりたいと企画を持ちこみ、実際にユースプレイス内で講座を行った参加者の方もいます。そういった参加している方の変化があるとうれしく感じます。
 
s_DSC_1593野外フェスに参加した時の様子
 

Q.今後さらに挑戦したいことはありますか?

A.もちろん参加している方々がそれぞれの目標を見つけ、それぞれの活動に踏み出すこともあるのですが、皆で何か1つの目標に挑戦していくような活動もしてみたいです。
去年はユースプレイスの歌を作ったんですよ。
作詞に興味がある方がいて、それをつくったらじゃあ音楽もつけてみたいなという流れで完成したんです。
この時は最初から目標があったわけではなく、ひとつのことから派生していったのですが、今年は1年を通しての目標を立てて今ある企画の他に進めていく予定です。
今年はアカペラを行うことになって、今度駅前で行われるイベントを見学しに行きました。歌声を生で聞いた感想や気づいたことなどを今後の活動に活かしていこうと思います。
 
 
Q.コースターを知ったきっかけはなんですか?

A. もともとコースターさんの前団体であるSNCぴーなっつのスタッフの方や関係者の方々とつながりがあったんです。
その繋がりから、私自身もグルメ研究会などのイベント等に現在進行形で参加しています。
ユースプレイスでコトひらくを利用するようになったのも、そういったスタッフの方々との関わりがあったことがきっかけです。
最初コトひらくができた時、倉庫がこんな施設になるのか、こんなに大きかったんだと驚きました。
 
 
Q.施設の使い心地はいかがですか?

A.現在中会議室とラウンジを利用しているのですが、大変助かっています。
年々使い心地がよくなっている感じがしますね。
 
 
 
今回は吉田さんの活動への想いをお聞きしました。
活動に参加し人との触れ合いが増えることで、講座を企画したり新しいことに挑戦したりという行動のきっかけになるのかもしれませんね。
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました!
 

↓↓NPO法人ビーンズふくしまさんのホームページはコチラ↓↓
http://www.beans-fukushima.or.jp/

↓↓こおりやま若者サポートステーションさんのホームページはコチラ↓↓
http://kss.beans-fukushima.or.jp/

「若者に居場所と自信を」NPO法人ビーンズふくしま 吉田さん【前編】

皆さまこんにちは!松本です。

 
コースター利用者インタビュー第13回目は、NPO法人ビーンズふくしまさんのお話です。職員の吉田さんにお話をお伺いました。
ビーンズふくしまさんが福島県より委託を受け実施しているユースプレイスという活動でコトひらくの施設を使用していただいています。
前編はビーンズふくしまさんがどのような団体なのか、ユースプレイスで行っている活動などをご紹介していこうと思います!
 
 

Q.ビーンズふくしまさんについて教えてください。

A.NPO法人ビーンズふくしまは、様々な理由から不登校やひきこもり等の状況にある子どもたちや若者たちを支援している法人です。子どもや若者のご家族や地域住民、学生等といった地域の方々と協同して生きにくさを抱えている子どもたちや若者たちが自ら望む姿で社会と繋がることができるよう支援を行っています。
ビーンズふくしまは子どもたちが安心して自分らしくいられる地域の居場所としてフリースクール事業からスタートし、現在はフリースクールに加えて若者の就労支援や震災によって避難生活を送る子どもたちへの学習や多様な体験の機会提供、生活困窮世帯の子どもたちへの学習や生活支援、不登校やひきこもりの方やそのご家族の相談等、様々な事業を福島市と郡山市に事務所を構えて実施しています。
 
 

Q.郡山事業部門さんではどのような活動を行っているのでしょうか。

A.郡山事業部門では、不登校やひきこもり等の方やご家族の相談、無業若者の就労支援や生活困窮世帯の子どもたちへの学習や生活支援、震災によって復興公営住宅等で生活している子どもたちへの学習や体験活動の機会提供、若者の地域での居場所としてユースプレイス事業を行っています。
それぞれ当事者の気持ちに寄り添いながら、当法人だけでなく、地域の方々からお力添えをいただきながら子ども、若者たちを支えていけるような社会を目指し活動しています。
 
 


郡山事業所〈こおりやま若者サポートステーションの様子〉
 

Q.活動を行う上で大切にしていることは何ですか?

A.子ども、若者たちそれぞれの背景や強みなどの個別性をしっかりと受け止め、本人の気持ちに寄り添って関わることを心がけています。深く関わりを持つことで初めて見えてくる、子ども、若者の実情やその支援の必要性を地域に発信していこうと考えています。
 
 

Q.ユースプレイスは何のための活動ですか?

A.様々な理由から意欲やエネルギーが低下してしまい、社会生活が限定された状況にある中で何とか現状を変えていきたいという想いを持つ若者(概ね15歳から39歳)を対象として、人とのつながりを広げたい、何か今自分にできることを始めてみたい、そんなはじめの一歩を踏み出したい人の活動を応援しています。活動を通して自己成長に繋がったり、地域資源に触れるきっかけになったりし、行く行くは地域社会に「自身の居場所」や、「こうなりたい」「こんなことしてみたい」といった目標を見つけられるような機会提供をしています。当法人では福島市と郡山市の2か所で実施しています。
活動に参加したいという思いの方はもちろん、孤立感、就職・就学についての悩みなどを抱える方にも気軽に来てほしいという想いで活動しています。ユースプレイスはその場にいる誰もが対等な立場で支えあう場です。その中で参加者同士が同じ時間を共有できたり、共通の悩みを持つ人同士での交流が生まれたりもしています。
企画に参加する際は材料費等や安全保障代はご負担いただきますが、基本的に無料です。
 
 

Q.ユースプレイスではどのような活動を行っているのでしょうか。

A.週に3回程度(火・水・土)、参加者が自由に過ごせるフリースペースを開いています。その他にも、定期的に開催しているサークル活動のような企画や、また参加者発信の「やってみたいこと!」にもチャレンジしています。
例えば定期的に行っている企画として、遊び研究室(いろんな遊びを通してルール覚え、コミュニケーションする)、テーマトーク(読書プレゼン、映画鑑賞会)、スポーツなどがあります。また、料理企画では「何を、どんなふうに作るか」皆で考えたり、音楽活動では参加者の方が演奏の仕方を教えてくれたりなんてこともあります。
ユースプレイスの中だけでなく、地域とのつながりも大切にしていて、ボランティアでヨガ教室の講師をしてくださる方がいたり、逆にこちらから地域の活動に参加しに行ったりもします。活動は強制ではないので、自分のペースで参加しながら「やってみたいことを形にする経験」や「仲間と一緒に活動する経験」を通して少しでも自信に繋がったらうれしいです。
 
s_DSC_1560
11947605_965573066797829_1148331084020350685_nユースプレイスの活動の様子
 

Q.ユースプレイスへ参加するにはどうしたらよいのでしょうか。

A.一度当法人の事務所に連絡していただき、まずは面談という形でお話を伺い、ユースプレイスの説明をさせていただきます。その後、活動を見学していただき、雰囲気を感じていただきます。もちろん、その場で参加もOKです。
説明や見学の結果、参加したいという場合は予定表やホームページでユースプレイスのスケジュールを確認して、興味のある活動に参加いただけます。
 
 
 
Q.一回の活動にはどのくらいの方が参加されるのですか?

A.様々ですね。やってみたい活動を選ばれて参加する方もいるので、フリースペースですと5~8人くらいですかね。ただ、ユースプレイスの趣旨に賛同してくれる方であれば地域の方も参加してもらうことができます。例えば、「福島コトひらく」を利用されている方がふらっと遊びに来てくれて、一緒にボードゲームで交流したこともありました。また、スポーツに関しては、地域にあるフットサルチームと合同で活動するときもあって、多いときでは10名~20名くらいの方で活動するときもあります。
 
 

Q.活動中、気を付けていることはありますか?

A.参加される方の自主性や、やりたいという熱意や希望を重視しています。例えば企画を進めていく上で、スポーツ(バスケットボール)の時であれば参加者の皆さんから「次はパス練習しましょう」「シュート練習がしたいです」など提案してくれたりします。そういった自主性を尊重しています。またそこで生まれる、スタッフと参加者の方との垣根を越えた横の繋がりを大切にしています。そしてこれからも大切にしていきたいです。
 
 

今回は吉田さんにユースプレイスの活動についてお話しいただきました。
居てもいいと思える場所があるだけで、心に余裕が生まれますよね。居場所を作りたいという方はもちろんですが、新しい出会いを見つけたい、楽しいプログラムに参加したいという方も気軽に見学に行くことができるようです。
ご興味のある方はぜひホームページもくわしく読んでみてください!
 
 
↓↓NPO法人ビーンズふくしまさんのホームページはコチラ↓↓
http://www.beans-fukushima.or.jp/
 
↓↓こおりやま若者サポートステーションさんのホームページはコチラ↓↓
http://kss.beans-fukushima.or.jp/
 
 

「自分にプラスになることは積極的にやりたい」リラクゼーションサロン癒し処 丸山さん【後編】

みなさまこんばんは。松本です。
 
前回インタビューに答えてくださったリラクゼーションサロン癒し処の丸山さんの後編です!
 
前編では整体を特別なものと考えず、身近なものに感じてほしいという言葉をいただきました。
リーズナブルな値段で気になった時にすぐ行ける、というのは自分の健康を保つためにも大切なことかもしれませんね。
 
今回は趣味やコースターを知ったきっかけなど、プライベートなお話を聞いていきましょう!
 
 
Q.趣味はありますか?

A.3年前から始めたヨガです。初めて体験したのは、Fukushima Yoga Project(FYP)(※)が星野リゾートで開催したヨガイベントです。立ち寄ったカフェの2階でたまたまヨガのイベントを行っていまして、関係者の方にそのイベントに誘われました。震災後から積極的に体を動かすことも少なくなっていて、さらにイベントは初心者でも歓迎というので参加してみました。
当日は、Kurata Maikoさんという方をはじめとした講師の方々が、二日に渡って様々な種類のヨガが受けられるイベントでした。初めてのヨガがMaikoさんのクラスだったのですが、実はとても有名な先生で、初心者の僕にもわかるように丁寧な指導で見事にハマってしまいました。ヨガでいいなと思ったことはリラックスでき、なおかつ適度な運動も兼ねていることです。自己整体のようなもので仕事にも通じていると思います。現在は月に4回くらいはヨガをやるようにしています。
 
他に映画が好きだったのですが、コトひらくさんで昨年行われていた写真教室を経て写真も好きになりました。
Instagramが流行っていますが、リアルに発信して皆で楽しみたいという思いから定期的に写真展を開催していく予定です。
 
あと、最近ハマっているのはカレー作りです。福島市の笑夢(エム)というお店のスパイスから作るカレー教室に行っています。本格的なカレーを学びたくて通い始めました。月1で開催しているんですが、技術を惜しまないで教えてくれるんですよ。自分でもいくつかスパイスをそろえちゃいました。

※Fukushima Yoga Projectとは
2010年バンクーバー冬季オリンピックのテーマ曲を担当したWill Blucderfield氏を中心に、東日本大震災のチャリティー活動を目的として設立。現在は郡山市内でのヨガのレギュラークラスや定期的なワークショップの他、毎年開催している東北最大級のヨガイベントDREAM CANVASの企画運営を行っている。
 

【癒し処で定期開催しているヨガ教室インストラクターのHARUKAさん(上)とヨガをしている丸山さん(下)】
 
Q.どのようなきっかけでコースターを知ったのですか?

A.岩崎さんから誘われたのがきっかけです。
異業種交流会のようなイベントがあり、そこにコースター代表の岩崎さんがいてコースターでもイベントをやるからと誘われたのが最初です。
その時はコースターの存在は知りませんでした。
コースター理事の坂上さんが本を一冊選んで読み、内容をまとめて発表するというイベントが面白かったんですよ。
それ以外のいくつかのイベントも仕事以外の知識を得られることが楽しくて、それでいつの間にか通うようになっていました。
 
 
Q.参加したコースター主催のボランティアについて教えてください。

A.コトひらく改装時のペンキ塗りが初めてですね。無心になってベタベタ塗るのが楽しかったです。
3ヶ月くらい毎日行ってペンキ塗りしてたんじゃないですかね。その時にはすでにヨガをやっていたんですが、ペンキ塗りで初めて休んじゃいました。
薪置き場づくりの時には、もうコトひらくが自分にとって遊び場になっていたので、ボランティアという意識はありませんでしたね。
イベントでもなんでも、自分にプラスになることは積極的にやりたいと思ってるんです。ペンキ塗りも薪置き場づくりも体験したことがなかったのでどういう風にやるのかが気になって参加して、実際に体験できて楽しかったです。
 
 
Q.コトひらくにあればいいなと思うとこはありますか?

A.コトひらくでしか体験できないことやイベント。一芸に秀でた人が集まるところだといいな、と思いますね。
次は何やってくれるのかな?と期待させてくれるものが増えるといいな。
 
 

ヨガを始められたきっかけやボランティアに参加してくださった際の想いなどから、新しいことに挑戦することがお好きなようです。
知らないことを知れるということをプラスに考える丸山さんだからこそ、趣味のつながりから癒し処でヨガ教室を始められるなど新たな場が広がっていっておられるのでしょうね。
 
最後まで読んでくださりありがとうございました!
 
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役員の追加について

弊団体の役員構成の変更について、下記のとおりお知らせいたします。

2017月12月16日の定例総会において役員が3名追加で選任され、2018年1月10日の理事会において代表理事2名を互選により決定しました。

代表理事   坂上 英和(理事継続、代表新任)
代表理事   岩﨑 大樹(継続)
理  事   鈴木 綾 (継続、NPO法人しんせい職員)
理  事   齋藤 美佐(新任、元ふくしま地域活動団体サポートセンター所長)
理  事   遠山賢一郎(新任、(一社)ふくしま連携復興センター理事、事務局長)
監  事   若月 ちよ(継続、NPO法人ビーンズふくしま理事長)
監  事   江川 和弥(新任、NPO法人寺子屋方丈舎理事長)

(役員の任期は定款により全員2018年9月30日までとなります)

運営の基盤を強化し、活動の質を高めてまいります。
今後ともコースターの活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成30年1月
代表理事 坂上英和 岩﨑大樹

「整体は特別なものではなく、身近にあるもの」リラクゼーションサロン癒し処 丸山さん【前編】

皆さまあけましておめでとうございます!松本です。
今年もコトひらくの利用者やコースターとつながりのある方々のインタビューを掲載していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

 
新年最初の利用者インタビューはリラクゼーションサロン癒し処を経営している、丸山亮さんのお話です!
丸山さんはコトひらくオープン前からの利用者で、コトひらくのリノベーションボランティアにも参加してくださいました。
 
前編は現在の整体というお仕事を目指したきっかけやお店のウリなどを教えていただきます!
 
 
Q.整体のお仕事を目指したきっかけは何ですか?

A.子供の頃に母親が受けているのを見ていたこと、自分自身でも受けていたこともあって、整体は身近なものでした。
学生時代に空手をやっていまして、そこから身体の治し方にも興味を持ち、また漠然と手に職をつけたいというのがきっかけです。例えばツボ(気穴)というものがありますが、空手でも、いわゆる急所と呼ばれるツボがありますが、一方で体にいい効果を及ぼすツボもあるということに興味がわきました。
また空手をやっていたからか、例えば他人の首に触れる、そこに圧を加える、または体に疾患のある人を施術するといった不安や戸惑いもなかったので、入口でつまづくこともなく、すんなりと技術を習得することができたのは大きいです。
 
IMG_6630
IMG_6632【施術中の様子】
 
Q.整体については、学校を卒業してから学び始めたのですか?

A.初めての勤め先が整体について学べる学校が併設されているところで、22歳のころからそこで学びました。
民間の資格なので、当時はレポートを出して、筆記と実技の試験に合格さえすれば現場に立たせてもらえたので、寝る間も休みも惜しんでがんばりました。なんだかんだと経験を積んで店長にもなり、3年がたったころに現状に満足できなくなり、もっと勉強したいという思いになりました。
癒し処を始めて11年目になりましたが、まだまだ勉強しています。自分から学びにいかないと、どんどん技術が進んで置いて行かれちゃうんですよ。
 
 
Q.自分のお店を持ちたいな、という気持ちは当初から持っていたのですか?

A.店長も経験したし開業しようと思ったわけでなく、結果として3年勤めた頃に開業したのですが、本当にタイミングがよかったんです。
家の前の元倉庫だった場所が空いていて、そこを改装してお店にしています。やっていけるかどうかは別として「やろう!」と思って始めました。当時はSNSもたいして普及していない時代だったから、近所にチラシをポスティングして広報していました。東日本大震災を受けて一度は辞めようかとも思ったけれど、そのタイミングで大きく環境が変わり始めたんです。SNSもそうですし、同世代で起業する人が増えたと思うんです。お店を続けながら人と繋がっていって、仕事の枠にとらわれないことをやろうという考えに変わりました。
コースターに出入りすることもそうですね。
11月から、夜この場所でヨガ教室を始めたんですよ。ヨガの教室で知り合ったインストラクターを招いて月に二回。
始めて1か月が経ちましたが、すでに定員になる回もあり僕も楽しめてます。
 
 
Q.癒し処の一番のウリはなんですか?

A.うちのウリは料金ですね。疲れた時にすぐに受けられる料金がいいと思っているので、今後値上がりはするかもしれませんが、実は開業当時から変わってないんですよ。
リラクゼーションサロンと聞くと、店舗の雰囲気でリラックスできるとかアロマが焚いてあって落ち着くとかイメージがあると思います。癒し処はそういう雰囲気に対する料金は取っておらず、純粋に施術だけの値段です。

整体は日常にあるもの、特別なものではないというスタンスでやりたいし、お客さんにもそう思って来ていただきたいです。
 
料金表枠【癒し処料金表】
 
Q.これから身につけたい技術などはありますか?

すでに施術に取り入れていることですが、今、医療の現場から整体の業界に来る人が多いんですね。
整体って聞くと皆さんは骨盤とか頭骨などのゆがみを強制するという印象が強いと思いますが、それって15年も前の施術なんです。僕が整体を学び始めた頃にはすでに禁忌でした。さらに、それらも含めて東洋医学の考えや民間で行ってきたことは、西洋医学からは否定されてきた技術でもあるんです。
一方で医学の進歩により、医療の現場で用いられている知識を整体に活かせるようになってきました。
それには根拠があり、安全なものと考えられていることから保険診療の現場から抜け出して、自由診療を行う整体師が増えているのでしょう。そのため、それまでの民間療法などの施術だけに固執せずに、新しい技術や知識をしっかり学ばないといけません。

整体という店を経営する上で、雰囲気でごまかす店にはしたくないんです。
技術がしっかりあれば、変な先入観もなく老若男女関係なく癒し処を選んでくれると思うんです。今ある知識に頼らず新しく解明された知識はどんどん吸収していこうと思います。
 
 

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次回は丸山さんのインタビュー後編をお送りいたします。