平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
特定非営利活動法人コースターおよび福島コトひらくは、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。
夏季休業期間
2018年8月11日(土)~2017年8月16日(木)
休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に順次 回答させていただきます。
皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
2018年7月28日
特定非営利活動法人コースター
平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
特定非営利活動法人コースターおよび福島コトひらくは、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。
2018年8月11日(土)~2017年8月16日(木)
休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に順次 回答させていただきます。
皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
2018年7月28日
特定非営利活動法人コースター
当団体が地域コーディネート団体として関わる、復興庁による伴走型人材確保・育成支援モデル事業「復興・創生インターン(夏期)」が8月16日からスタートします。当団体が担当する福島県郡山・白河地区&平田村の8社のプロジェクトを一挙ご紹介!全国の大学生のご参加をお待ちしております!
◯郡山ブロック
■株式会社OFs-Link
《農家と販売者がマッチングする流通システムづくりに向けて、コミュニティーをデザインせよ!不作の時期でも地産地消で美味しく野菜を食べよう!》農作物の流通に興味がある学生にオススメのプロジェクトです。
詳細:https://www.project-index.jp/intern/16393
■株式会社アルコップ
《真心の介護サービスで利用者を幸せにする現場でコミュニティーデザイン!ケアワーカーのノウハウを取材・編集せよ!》人の思いを引き出し、人に伝えることに興味のある学生を募集中です。
詳細:https://www.project-index.jp/intern/16170
■一般社団法人グロウイングクラウド
《グッドビジネスの秘訣とは?起業先駆者を取材し、福島県の次世代の起業家を育成する教材を作成せよ!》起業先駆者からビジネスのノウハウを取材できるチャンス!
詳細:https://www.project-index.jp/intern/16143
■株式会社ノジリ(本宮市)
《福島県のスポーツ事情を調査し、地域スポーツ店にしかできない地域住民のライフスタイルに合わせた新サービスを開発せよ!》地域スポーツ店でビジネス・営業の基礎から学べます!
詳細:https://www.project-index.jp/intern/16387
◯白河ブロック
■大政興業株式会社
《福島県白河市の玄関口にコミュニティーペースでにぎわいづくり!地域のニーズを徹底調査せよ!》コミュニティースペースやリノベーションに興味のある学生にオススメです。
詳細:https://www.project-index.jp/intern/16390
■有賀醸造合資会社
《理系兄弟が造る日本酒と福島県白河市の家庭の味の粋なコンビを商品開発せよ!白河の家庭の味を徹底調査!》今回の調査をもとに、今後展開するアンテナショップの企画にも携わっていただきます!
詳細:https://www.project-index.jp/intern/16384
■コミュニティーカフェEMANON(一般社団法人未来の準備室)
《「学生寮×地域密着×高校生」をテーマに、生活をサポートしながら、高校生が地域と一緒にプロジェクトを行う民間運営の学生寮をつくるために、高校生事情をリサーチ!》高校生がご贔屓のお客様のカフェで、白河の遠距離通学の事情を調査していただきます!
詳細:https://www.project-index.jp/intern/16396
■道の駅ひらた(平田村)
《自然薯を使用した道の駅商品の海外輸出プロジェクト!福島県平田村でマーケティング調査・新商品の開発!》常に新しいチャレンジをし続ける駅長の右腕となって活躍する大学生をお待ちしております!
詳細:https://www.project-index.jp/intern/16150
※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、NPO法人コースターまでお問い合わせください。
担当:坂上(サカウエ)、または白土(シラト)
電話:024-983-1157
メール:info@costar-npo.org
7月14日(土)に詩人で川内村の名誉村民である草野心平を偲んで、天山祭りが開催されました。昨年に引き続き、当団体は明治大学アメリカンフットボールの学生40名のボランティアコーディネートを日本財団学生ボランティアセンターと行いました。
また今回、福島県によるNPO強化を通じた若者定着・地域活性化事業『チャレンジインターンシップ』で当団体でインターンをしている1名の高校生がボランティアコーディネートに参加した感想を書きましたので、ぜひご一読ください。
================インターン生の感想================
7月14日(土)、川内村で毎年行われている天山祭りに、明治大学アメフト部40名のボランティアのコーディネートを行いました。来場者の方が気持ちよく入場できるよう朝早くに準備を開始して会場設営をし、多くの方々をお迎えしました。このお祭りは川内村民が慕っていた詩人の草野心平さんを偲んで行われているもので、村民による詩の朗読や獅子舞などの催し物を、来場者・ボランティアの皆さんと楽しみました。祭りが終わって片付けを終えると、ボランティアと一日の振り返りをし、思い思いに感想を発表してもらいました。明大アメフト部のみなさんは元気がよく積極的に取り組んでおり、そのパワーで村民の方々も笑顔でお帰りになっていました。
私は今回コーディネートの補助として参加し川内村の自然に触れ、これまで知らなかった川内村の魅力をたくさん知ることができました。川内村でとれた食材や空気はとても美味しく、お洒落なカフェもあり素敵でした。また、祭りの会場にある草野心平さんが過ごしていたという天山文庫も見せていただき、貴重な時間も過ごせました。この独特で趣深い雰囲気は実際にここに行かないと味わえないと思うので、多くの方に実際に感じて川内村の魅力を知ってもらいたいです!今回川内村に携わったことで、地域の文化を次に繋いでいくだけでなく、地域に関わる活動をする上でその地域の歴史や状況の変化をリサーチしていくことがとても重要な過程なのだと感じました。
7月7日〜8日に福島県小野町にて、町おこしについて考えるイベントが開催されます。
当団体も関わっており、当日は、小町温泉の源泉「大地の泉」メインに小野町の歴史や風土に触れるツアーや、町民や町外の参加者を交えて小野町の町おこしについてアイディア出しを行います。
=========================イベント詳細==========================
悠久の昔から湧き立つ小町温泉の源泉「大地の泉」に触れて福島県小野町のまちおこしアイデアを町の皆さんといっしょに考えてみませんか?
●主催:小町温泉組合
●定員:10名(宿泊定員)
※地元の方も含めて20名程度を予定しています。
●日時:7月7日(土)14時 JR小野新町駅前集合、8日(日)正午解散
※旅程参考(東京からの場合)
東京発9:18発いわき行高速バス、JRいわき駅磐越東線経由で片道4,100円)
その他、新幹線郡山駅経由磐越東線または高速バスで来る事も可能です。ご不明の場合には、お問合せ下さい。
小野町「湧く沸く会議」は、復興庁の平成30年度地域づくりハンズオン支援事業共創イベント型と連係し、小町温泉組合が運営します。ご参加お待ちしております!
=========================================================
町内外関わらず、みなさまの参加をお待ちしております。
※C:コースタースタッフ佐藤 T:武田悦江さん
C:皆さまこんにちは!窓口スタッフの佐藤です。
今回の利用者インタビューは郡山市在住のフリーライターであり、自分史活用アドバイザーでもある武田悦江さんにお話を伺います。武田さんは7/6(金)に福島コトひらくにて、和綴じ教室を開催される予定です。
https://www.facebook.com/events/204602786817429/
C:なぜ和綴じ教室を開催したいと思われたのか教えてください。
T:2014年から自分史を福島県に広めたいということで、自分史をテーマに色々活動してきました。その中のひとつとして、昨年「和綴じ自分史教室」をやりました。
その時の狙いとしては、自分史をただ書くだけではなく、和紙で印刷して和綴じで仕上げることで楽しく自分史が作れるのではないかと思ったのです。結果、好評で「楽しかった」というご感想をいただいたんですけど、その中に「もうちょっと和綴じのやり方をきちんと習得したい」という声があったので、昨年、千葉県船橋市から郡山にお招きした和綴じの先生にご相談して、今回は和綴じだけの教室を開くことにしました。
C:和綴じ教室について詳しく紹介をお願いします。
T:和綴じっていうと、一定の世代の年齢の方はやっているんですよ。60歳以上くらいの方でしょうか。ホチキスやクリップなどの文房具が使われる前は、たとえば設計図や書道の作品などを和綴じで残していたのです。今回いらっしゃる先生は簡単な和綴じでなく、もうちょっときちんとノートがしっかり止められるような綴じ方を教えてくださいます。作業工程は複雑ですが、その分、仕上がりが丈夫でしかも、和綴じの手づくり感があるので、とてもいいのかなと思っています。ちなみに、先生が教えてくださる和綴じの方法は「四つ目綴じ」です。私たちより先輩がやっていたのは「大和綴じ」じゃないかとおっしゃっていました。
今回は先生に和綴じの作り方の説明書を持参していただき、道具はこちらで用意します。後で、ご自分でやりたくなった時には、どんな道具を使ったらいいかをご説明します。興味のある方にはぜひご参加していただけたらなと思ってます。
C:講師の先生はどんな方ですか?
昨年郡山で「和綴じ自分史教室」を開催した時にも、受講生の方が、先生のファンになり、一緒に写真を撮る方もいて、予定時間をオーバーしたものでした。
C:昨年開催した「和綴じ自分史教室」はどのような雰囲気で開催されましたか?
T: 自分史に興味ある方が集まって、執筆から製本までをトータルで体験できたことがよかったと思います。…というのも回を重ねていくにつれ、参加者の方々が楽しみに通われている様子が感じられたからです。
最終日に書いていただいたアンケートでは「どんなところが楽しかったですか」という質問に「和綴じのところ」と答えた方が複数いらっしゃいました。この答えには和綴じそのものが楽しかったというだけではなく、完成した喜びもあったのではないかと考えています。さらに和紙を使ったことで、より手作り感が増したのではないでしょうか。
7月の和綴じ教室を開催するにあたり、最初は先生に「和紙でやりたいです」って提案したんです。そうしたら、「ノートを作るのは構わないんだけど、和紙で作るノートは、実際に使う時に滲んじゃったりするのでやっぱり今回は洋紙にしましょう」と。そんな経緯があります。
C:今回は中身が真っ白なノートを作るんですよね?
T:はい。表紙は先生が用意してきてくださいます。
C:福島コトひらくを利用しての感想がありましたら教えてください。
T:建物の木の雰囲気、室内の雰囲気が良いと思います。今回、講師の先生に福島コトひらくのサイトを案内した時に「使いやすそうな建物だね」と言ってくださいました。
福島コトひらくができる前の建物の頃からスタッフの方とイベントなどでコミュニケーションをとってきたのでそういう気安さがあります。スタッフの方の親しみやすい人柄も魅力のひとつですね。
C:武田さんは自分史の活動も活発に行っていらっしゃいます。自分史の活動について教えてください
T:見ず知らずの人に東日本大震災の体験を話すっていうのも自分史の一つのやり方だと思うんですけど、人には話したくなくても自分の愛する子どもや親戚に自分で話すということもあると思います。将来お孫さんが「おじいちゃんおばあちゃん、あの時どんなことが起きて何してたの」って聞かれた時にちゃんと応えられるような人でありたい。その手段として、自分史が使えるのではないかなと思ったのがそもそものきっかけです。
ただ、辛い体験はなかなか人に話しにくいし、震災の記録の話をすると、かえって引く方が結構いらっしゃいます。自分の過去を振り返ることで、何気なく過ごした子ども時代のことを改めて思い出して、自己肯定感につながったり、親やご先祖様への感謝が生まれるというのも自分史を広げていく中で気がつきました。そういうことも伝えたいなと思って活動をしています。
C:武田さん個人の趣味や幸せはどのようなことですか?
T:24時間、できることって決まっているじゃないですか?
仕事をしている私、取材している私、色々あるんですけど、自分が一番大切にしているのは家庭です。主婦である私。
子どもは高校生、大学生ともう大きいので、好きなことをやる時間はもっと作れるのですが、自分の予定も考えつつ家庭のことを大事にしながらっていうスタンスが私のベースかなって思っています。
私は元々は埼玉の生まれでたまたまご縁があって、福島に来ました。武田悦江として、福島県に何か残したい、その手段は何かなとか、そういう感じで動いています。それ以外は勉強の時間にあてたり、取材をしたりしています。
C:7月6日(金) 福島コトひらくで開催の和綴じ教室について、武田さんから最後に一言お願いします。
T:船橋から先生をお呼びできる機会はそんなにないので、ちょっとでも興味があったら来ていただけたら嬉しいです。
C:ありがとうございました!
■武田悦江さん主催のイベント■
四つ目綴じって知ってる?【和綴じノート教室 開催】
[日時] 7/6(金)18:30~20:30 [会場] 福島コトひらく
詳細・参加のお申し込みはこちらから!https://www.facebook.com/events/204602786817429/
皆さまこんにちは!松本です。
今回の利用者インタビューは郡山市で作陶されている、大堀相馬焼 陶徳窯(すえとくがま)の陶正徳(すえまさのり)さんにお話をお聞きしました。
もともと陶徳窯は浪江で作陶されていたのですが、震災による原発事故で帰還困難区域になってしまわれました。
震災後、郡山で再び作陶することを決め、現在郡山の工房でショップ、体験教室などと並行して行っておられます。
インタビューは工房の2階にあるショップでさせていただいたのですが、ご自身が作られた陶器を手に取り丁寧に説明してくださいました。
今回は大堀相馬焼についてや、大堀相馬焼をより発展させていくための活動などをお聞きしました!
それではご覧ください。
Q.大堀相馬焼のはじまりはどのようなものだったのですか?
A. 元々浪江の地域で原料となる粘土が取れたことから焼き物が始まりました。
相馬駒焼と大堀相馬焼の二つが現存しているのですが、これは地域によって分けられたんですよ。
相馬地区で作っていたのが相馬駒焼、大堀地区で作っていたのが大堀相馬焼です。
Q.大堀相馬焼は浮き上がったヒビが特徴的なんですよね。
ヒビが入るのは大堀相馬焼に限ったことではないんですが、これは焼いてすぐこのような色が出るのではなく粘土と釉薬(ゆうやく)の収縮率の差を利用しているんです。
粘土の収縮率と釉薬の収縮率が違うため、釉薬の方がより縮んでヒビが入ります。これを一般には「貫入(かんにゅう)」といいます。
相馬焼に使われている粘土と釉薬は、綺麗にヒビが入る収縮率の差だったようです。
焼きあがって墨汁を塗りふき取るとヒビが入っているところだけに墨が入り込み、よりヒビが際立つのですが、これを大堀相馬焼では「青ひび」と呼んでいます。
墨を塗って完成して、1か月くらいしたものからピンッとヒビが入る音がする時もあるんですよ。
完成してから入ったヒビは墨が入っておらず目立たないので、機会があれば探してみてください。
青ひびについて説明している陶さん
Q.他にも大堀相馬焼ならではの特徴について教えてください。
A. そうですね。大堀相馬焼というと、「二重焼」が浮かぶ方もいるのではないでしょうか。保温性が高く、タンブラーでも同じような構造のものがありますね。
これは外側と内側、2つの形を作ってそれぞれ仕上げて作るんです。そして仕上がった2つをくっつけてまた仕上げるので、普通のマグカップを作るより手間がかかるんですよね。
二重焼によくみられるハートの形は、もともとは千鳥が海で遊んでいる様子をイメージして作られました。
実は戦後アメリカへ輸出したこともあって、「アイディアカップ」「ダブルカップ」という名称で親しまれていた背景もあるんですよ。
その際、アメリカではハートの形だと喜ばれたそうです。
普通は別の窯で同じものをつくることはないのですが、この輸出の際にいろんな窯元から集めて数をそろえて「相馬焼」として送っていたので、
定番のものはどの窯でも作られています。
Q.拝見した中に色が混ざったものがありましたが、色味が変わることもあるのですね。
A. 同じ釜、同じ原料、同じうわぐすりを使っていても、温度の具合によっては色が変わることもあります。
なので、例えば色違いのマグカップを2つ欲しいと言われてもすぐには用意できないし、緑の中に灰色が混ざる珍しい配色のものをもう一度作ろうとしても作れない。
職人としてはひとつの食器に違う色が混ざるより、同じ色で統一したいところですけどね。
Q.陶徳窯での相馬焼について教えてください。
A. 郡山の工房では、現在ガス窯と電気窯の2つを利用しています。
元々の工房は帰還困難区域になってしまったため、そこで採れる粘土は使えないんです。
今はインターネットが充実して様々な粘土を取り寄せられるので、その中から選んだものを調合して、オリジナルの粘土を作っています。
釉薬も同じように組み合わせて作っているため、本来の粘土のようにヒビを入れたり緑の色を出したりするのが課題ですね。
今まで伝統的なものを父親が作っていたんですが、震災を受けて郡山で窯を再開するにあたって自分で作るようになりました。
他にも、自分のオリジナルの作品としてコーヒーサーバーやランプシェード、ピンクや水色の色味が明るい二重焼などを作っています。
今後は伝統的なもの以外にもオリジナルの陶器を作っていこうと思っているのですが「青ヒビ」「走り駒」のような特徴がないと
大堀相馬焼とは言えないという意見と、新しいものを作って伝えていってもいいんじゃないかという意見のどちらもあるので、意見の相互尊重が大事になりますね。
焼く前の窯の様子
オリジナル陶器
Q.陶芸教室ではどのようなものが作れるのでしょうか
A. 形はご自身が作りたいものを好きなように作れますよ。
カップや茶わんなどの基本的なものから、例えばこの大きさのお皿が作りたいなどのご希望があればお教えできます。
手びねり体験、ロクロ体験、チケットコースの3つがあるのですが、最初の2つはお試し用のコースでどちらか1回のみとさせていいただいています。
次回からはチケットコースのみで、お好きな時間帯に2時間予約していただいて時間内で何回でも作り直しができます。チケットコースで焼く際は100g300円の別途料金がかかります。出張陶芸教室も行っているので、ぜひお呼びください。
ロクロに乗せる前の粘土
ロクロ体験
Q.今力を入れていることは何ですか?
A.去年、南部鉄器を作っている方とお話をする機会があり、南部鉄器とのコラボ商品を開発中なんです。
試作を重ねて、南部鉄器の急須に大堀相馬焼の蓋をつけたものなんかも作ってみました。
普通、急須などの部品ごとに分かれるものは焼いたときに一緒に縮むように合わせながら作るんですが、今回はもともとある形に合うように作らなけらばいけなかったのでなかなか難しい作品でした。
他にも日常的に使える商品の開発を考えていて、少しでも南部鉄器と大堀相馬焼の宣伝になればうれしいですね。
Q.これからやっていきたいことはありますか?
A. 陶芸教室は行っているんですが、宣伝はあまりしていなかったのでこれからしていきたいです。
ショップにしている2階のスペースも広さがあるので、そこでワークショップもしたいですね。
酒屋さんと共同でワークショップを行い自分でオリジナルのお猪口をつくり、それでお酒を飲むのもいいなあなんて考えてます。
初めての粘土の感触にドキドキしながらロクロを回していたのですが、陶さんが手を貸してくださったのできれいな形に仕上がりました。
自分が作った作品がきれいな陶器になって手元に来た時の満足感がすごいですよ!
2階のショップも見せていただいたのですが、一般的な陶器のマグカップやお皿だけでなく箸置きやランプシェードなどオリジナリティあふれる作品が並んでいました。
陶芸体験はもちろん、ショップで購入することも可能ですので、ぜひ訪れてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
↓↓陶徳窯のFacebookページはコチラ↓↓
https://www.facebook.com/Oborisoumayaki.Suetoku/
当団体がコーディネートを受託しました復興庁「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」にて、1か月間、郡山を中心とした県内企業・NPOでインターンシップを経験した4社10名の学生の取り組みを発表する成果報告会を実施します。
このインターンシップでは、研修を行いながら、企業が抱える経営課題または地域課題について、その解決につながるプランを学生たちが提案およびチャレンジをするものとなっています。
この春では、下記の企業にて学生たちがインターンシップを行いました。
・株式会社アルストロメリア
企業HP http://alstromeria.co.jp/index
プロジェクトHP https://goo.gl/wYD5WV
・株式会社いろはデザイン
企業HP http://iroha-design.co.jp/
プロジェクトHP https://goo.gl/HZ5i6h
・株式会社エフライフ
プロジェクトHP https://goo.gl/WbW3fX
・株式会社道の駅ひらた
企業HP http://www.michinoeki-hirata.com/
プロジェクトHP https://goo.gl/YqLrrW
学生たちが企業と共にチャレンジした結果について、ご報告しますので、「インターンシップの受入」や「若者とのチャレンジ」に興味ある方は是非ご参加ください。
============
以下、概要
============
■開催日時:3月20日(火)午前10時~午後12時
■会場:福島コトひらく(郡山市富久山町久保田字下河原191-1)
MAP→ https://goo.gl/uaSpph
行き方の案内動画 https://www.youtube.com/watch?v=gCY3nr5fKHE
■プログラム
1.インターンシップ概要説明
2.学生の成果報告(1社25分程度。質疑応答含む)
■参加費:無料
■参加方法
下記のメールアドレスに「件名:3/20報告会参加 本文:お名前、所属、連絡先(電話、メールアドレス)をご記入の上、送信ください。
info@costar-npo.org
■事務局、お問い合わせ先
NPO法人コースター(担当:坂上)
福島県郡山市富久山町久保田字下河原191番地の1
TEL 024-983-1157 E-mail:info@costar-npo.org
※本事業は、復興庁「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」の一環で行っております。
もうすぐ3.11から7年となります。
2/23に仙台市で開かれた『東北の未来をつくる新しい資金を知る会議』に参加してきました。
3.11の少し前から日本は人口減少と超高齢化、そしてこれらに関連して出てくる社会課題に対処する公的資金の圧倒的不足に直面しました。3.11とは関係なく進行していたこの状況に対して、日本各地で始まっている新しい「社会技術」の最前線を知り、3.11を経験した東北がどうしていくべきかを考える会議でした。
皆さまこんにちは!コースタースタッフの松本です。
今回はNPO法人ビーンズふくしまさんの吉田さんの後編です。
前編はNPO法人ビーンズふくしまさんが行っているユースプレイスという活動についてお伺いしました。
↓↓吉田さんの前編記事はコチラ↓↓
今回はユースプレイスに対する吉田さんの想いを教えていただきました。コースターとの関わりとともにお伝えしていこうと思います!
それでは早速ご覧ください!
Q.吉田さんがビーンズふくしまに入ったきっかけを教えていただけますか?
A.自分にできることがあるのではないかと思い参加したのが最初です。ユースプレイスのスタッフとして活動に関わることでそれを探していくつもりでした。
2015年の9月から参加していて、今年で3年目です。続けていると、今度はこの活動の将来を見たいという想いが出てきました。
今後も自分にできることを探しながら、試しながら、まだまだ試行錯誤は続いていますね。
Q.若者に居場所をつくる重要性はどのようにお考えですか?
A.地域に家とも学校や職場とも違う場があることで生活の幅に広がりができるのではないかと考えています。
その人が自分らしくいられる場で全く新しい環境の人たちと知り合うことで、視野が広がる。周りの意見が聞けるようになる。
安心感が得られる。それらを得ることで心に余裕ができ、ちょっとした気になっていたことが気にならなくなりストレス軽減にもつながります。
若者でいられる期間って短いので、その時でしか経験できないことがたくさんあると思います。それらの経験が今後の選択にもつながっていくのではと感じています。
Q.ユースプレイスに参加されている方の様子はどんな感じですか?
A.参加者同士雑談している方、ゲームをしている方などみなさん自由に過ごされていますね。
最初は話さなかった方がだんだん話すようになってきていますし、回を重ねるごとにその人のいいところが見えてきました。
また自分から講座をやりたいと企画を持ちこみ、実際にユースプレイス内で講座を行った参加者の方もいます。そういった参加している方の変化があるとうれしく感じます。
野外フェスに参加した時の様子
Q.今後さらに挑戦したいことはありますか?
A.もちろん参加している方々がそれぞれの目標を見つけ、それぞれの活動に踏み出すこともあるのですが、皆で何か1つの目標に挑戦していくような活動もしてみたいです。
去年はユースプレイスの歌を作ったんですよ。
作詞に興味がある方がいて、それをつくったらじゃあ音楽もつけてみたいなという流れで完成したんです。
この時は最初から目標があったわけではなく、ひとつのことから派生していったのですが、今年は1年を通しての目標を立てて今ある企画の他に進めていく予定です。
今年はアカペラを行うことになって、今度駅前で行われるイベントを見学しに行きました。歌声を生で聞いた感想や気づいたことなどを今後の活動に活かしていこうと思います。
Q.コースターを知ったきっかけはなんですか?
A. もともとコースターさんの前団体であるSNCぴーなっつのスタッフの方や関係者の方々とつながりがあったんです。
その繋がりから、私自身もグルメ研究会などのイベント等に現在進行形で参加しています。
ユースプレイスでコトひらくを利用するようになったのも、そういったスタッフの方々との関わりがあったことがきっかけです。
最初コトひらくができた時、倉庫がこんな施設になるのか、こんなに大きかったんだと驚きました。
Q.施設の使い心地はいかがですか?
A.現在中会議室とラウンジを利用しているのですが、大変助かっています。
年々使い心地がよくなっている感じがしますね。
今回は吉田さんの活動への想いをお聞きしました。
活動に参加し人との触れ合いが増えることで、講座を企画したり新しいことに挑戦したりという行動のきっかけになるのかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
↓↓NPO法人ビーンズふくしまさんのホームページはコチラ↓↓
http://www.beans-fukushima.or.jp/
↓↓こおりやま若者サポートステーションさんのホームページはコチラ↓↓
http://kss.beans-fukushima.or.jp/
皆さまこんにちは!松本です。
コースター利用者インタビュー第13回目は、NPO法人ビーンズふくしまさんのお話です。職員の吉田さんにお話をお伺いました。
ビーンズふくしまさんが福島県より委託を受け実施しているユースプレイスという活動でコトひらくの施設を使用していただいています。
前編はビーンズふくしまさんがどのような団体なのか、ユースプレイスで行っている活動などをご紹介していこうと思います!
Q.ビーンズふくしまさんについて教えてください。
A.NPO法人ビーンズふくしまは、様々な理由から不登校やひきこもり等の状況にある子どもたちや若者たちを支援している法人です。子どもや若者のご家族や地域住民、学生等といった地域の方々と協同して生きにくさを抱えている子どもたちや若者たちが自ら望む姿で社会と繋がることができるよう支援を行っています。
ビーンズふくしまは子どもたちが安心して自分らしくいられる地域の居場所としてフリースクール事業からスタートし、現在はフリースクールに加えて若者の就労支援や震災によって避難生活を送る子どもたちへの学習や多様な体験の機会提供、生活困窮世帯の子どもたちへの学習や生活支援、不登校やひきこもりの方やそのご家族の相談等、様々な事業を福島市と郡山市に事務所を構えて実施しています。
Q.郡山事業部門さんではどのような活動を行っているのでしょうか。
A.郡山事業部門では、不登校やひきこもり等の方やご家族の相談、無業若者の就労支援や生活困窮世帯の子どもたちへの学習や生活支援、震災によって復興公営住宅等で生活している子どもたちへの学習や体験活動の機会提供、若者の地域での居場所としてユースプレイス事業を行っています。
それぞれ当事者の気持ちに寄り添いながら、当法人だけでなく、地域の方々からお力添えをいただきながら子ども、若者たちを支えていけるような社会を目指し活動しています。
郡山事業所〈こおりやま若者サポートステーションの様子〉
Q.活動を行う上で大切にしていることは何ですか?
A.子ども、若者たちそれぞれの背景や強みなどの個別性をしっかりと受け止め、本人の気持ちに寄り添って関わることを心がけています。深く関わりを持つことで初めて見えてくる、子ども、若者の実情やその支援の必要性を地域に発信していこうと考えています。
Q.ユースプレイスは何のための活動ですか?
A.様々な理由から意欲やエネルギーが低下してしまい、社会生活が限定された状況にある中で何とか現状を変えていきたいという想いを持つ若者(概ね15歳から39歳)を対象として、人とのつながりを広げたい、何か今自分にできることを始めてみたい、そんなはじめの一歩を踏み出したい人の活動を応援しています。活動を通して自己成長に繋がったり、地域資源に触れるきっかけになったりし、行く行くは地域社会に「自身の居場所」や、「こうなりたい」「こんなことしてみたい」といった目標を見つけられるような機会提供をしています。当法人では福島市と郡山市の2か所で実施しています。
活動に参加したいという思いの方はもちろん、孤立感、就職・就学についての悩みなどを抱える方にも気軽に来てほしいという想いで活動しています。ユースプレイスはその場にいる誰もが対等な立場で支えあう場です。その中で参加者同士が同じ時間を共有できたり、共通の悩みを持つ人同士での交流が生まれたりもしています。
企画に参加する際は材料費等や安全保障代はご負担いただきますが、基本的に無料です。
Q.ユースプレイスではどのような活動を行っているのでしょうか。
A.週に3回程度(火・水・土)、参加者が自由に過ごせるフリースペースを開いています。その他にも、定期的に開催しているサークル活動のような企画や、また参加者発信の「やってみたいこと!」にもチャレンジしています。
例えば定期的に行っている企画として、遊び研究室(いろんな遊びを通してルール覚え、コミュニケーションする)、テーマトーク(読書プレゼン、映画鑑賞会)、スポーツなどがあります。また、料理企画では「何を、どんなふうに作るか」皆で考えたり、音楽活動では参加者の方が演奏の仕方を教えてくれたりなんてこともあります。
ユースプレイスの中だけでなく、地域とのつながりも大切にしていて、ボランティアでヨガ教室の講師をしてくださる方がいたり、逆にこちらから地域の活動に参加しに行ったりもします。活動は強制ではないので、自分のペースで参加しながら「やってみたいことを形にする経験」や「仲間と一緒に活動する経験」を通して少しでも自信に繋がったらうれしいです。
ユースプレイスの活動の様子
Q.ユースプレイスへ参加するにはどうしたらよいのでしょうか。
A.一度当法人の事務所に連絡していただき、まずは面談という形でお話を伺い、ユースプレイスの説明をさせていただきます。その後、活動を見学していただき、雰囲気を感じていただきます。もちろん、その場で参加もOKです。
説明や見学の結果、参加したいという場合は予定表やホームページでユースプレイスのスケジュールを確認して、興味のある活動に参加いただけます。
Q.一回の活動にはどのくらいの方が参加されるのですか?
A.様々ですね。やってみたい活動を選ばれて参加する方もいるので、フリースペースですと5~8人くらいですかね。ただ、ユースプレイスの趣旨に賛同してくれる方であれば地域の方も参加してもらうことができます。例えば、「福島コトひらく」を利用されている方がふらっと遊びに来てくれて、一緒にボードゲームで交流したこともありました。また、スポーツに関しては、地域にあるフットサルチームと合同で活動するときもあって、多いときでは10名~20名くらいの方で活動するときもあります。
Q.活動中、気を付けていることはありますか?
A.参加される方の自主性や、やりたいという熱意や希望を重視しています。例えば企画を進めていく上で、スポーツ(バスケットボール)の時であれば参加者の皆さんから「次はパス練習しましょう」「シュート練習がしたいです」など提案してくれたりします。そういった自主性を尊重しています。またそこで生まれる、スタッフと参加者の方との垣根を越えた横の繋がりを大切にしています。そしてこれからも大切にしていきたいです。
今回は吉田さんにユースプレイスの活動についてお話しいただきました。
居てもいいと思える場所があるだけで、心に余裕が生まれますよね。居場所を作りたいという方はもちろんですが、新しい出会いを見つけたい、楽しいプログラムに参加したいという方も気軽に見学に行くことができるようです。
ご興味のある方はぜひホームページもくわしく読んでみてください!
↓↓NPO法人ビーンズふくしまさんのホームページはコチラ↓↓
http://www.beans-fukushima.or.jp/
↓↓こおりやま若者サポートステーションさんのホームページはコチラ↓↓
http://kss.beans-fukushima.or.jp/